網膜剥離とは |
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Q. 網膜剥離とは |
網膜剥離は、網膜(0.1〜0.3ミリ程度のごく薄い膜)の最も外側にある色素上皮を残して神経網膜が硝子体の中に浮き上がってしまう状態です。網膜周辺部にできた孔(裂孔や円孔)が原因となるもの(裂孔原性網膜剥離)が最も多く、この場合手術が必要となります。剥離が起った網膜は光を感じなくなり、進行とともにその範囲は拡大し、失明に至ることもあります。
初めに
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Q.網膜剥離の原因とは
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(1)
裂孔原性網膜剥離
加齢などによって硝子体が縮み(後部硝子体剥離)、網膜と硝子体が癒着している部分が引っ張られて裂孔ができたり、網膜周辺部の弱い部分(変性巣)に自然に円孔のあくことがありますが、これらの孔から、液化した硝子体が網膜内に入る(網膜下液)と網膜剥離になります。網膜剥離は、外傷やアトピー性皮膚炎に合併することもあります。
一般に、近視の人に多く起こる傾向があります。
(2)
非裂孔原性網膜剥離
網膜に孔が見つからない網膜剥離で、増殖糖尿病網膜症、ぶどう膜炎、眼内腫瘍などのときに起こることがあります。治療は原因により異なります。
初めに
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Q.網膜剥離になる原因が他にありますか?
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網膜剥離になる他の原因に糖尿病性網膜症が有ります。膜が出血しやすい血管を含んで網膜の前にでき、この膜が収縮して網膜を引っ張ると、剥離が起こります。
また、染み出した液が網膜の下に溜まる剥離網膜の原因は炎症や腫瘍などからです。これらの網膜剥離と裂孔原性網膜剥離とでは自覚症状や治療方法が異なります。
初めに |
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Q. 網膜剥離の症状とは
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網膜剥離の前兆としては、飛蚊症や光視症があります。飛蚊症は、「小さな虫のようなものが目の前にちらついて見える」といった症状です。その本体は硝子体の濁りで、飛蚊症のみでは病的でないことも多くあります。
光視症は、光が当たらないのにチカチカ光を感じる症状や目の端の方に稲光のような光が見える症状で、硝子体の収縮により網膜が刺激を受けて起こります。これらの前兆は、必ずしも網膜剥離を示す症状ではありませんが、早めに眼底検査を受ける必要があります。
裂孔や円孔だけではこれといった症状はありませんが、網膜剥離が起こると視野欠損を自覚します。剥離が、黄斑部(網膜中心の最も感度のいい部分)におよぶと、ものが歪んで見えたり、視力が低下したりします。また、裂孔ができるときに血管も切れることがあり、この結果、硝子体の中に出血が起こると、目がかすんだり、ススがかかったように見えます。
初めに
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Q.網膜剥離が起こりやすいのはどんな人?
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網膜剥離の方が加齢と共に増えるのは、硝子体の液化が進むためです。また、強度の近視は、若い人でも硝子体の液化が早く進む為、硝子体が強く網膜に接着している箇所が多いことが知られています。
中高年や強い近視の人は飛蚊症や光視症を自覚したら、早い時期に眼科で眼底検査を受けましょう。
初めに |
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Q. 網膜剥離の検査にはどんなものが有りますか
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(1) 眼底検査
治療方針の決定に際し、非常に大切な検査です。
(2)
その他の検査
視力検査、細隙灯(さいげきとう)顕微鏡の他、視野検査、超音波検査などが行われることもあります。
初めに
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Q. 網膜剥離の治療法
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(1)
網膜光凝固術
網膜に孔があいていても剥離していない段階では、レーザー光線で網膜の孔の周囲を凝固して、網膜剥離を予防することができます。しかし、全ての孔に対してレーザー治療をするのがよいかどうかについては意見が分かれるところです。
(2)
手術
網膜が剥離してしまうと、手術が必要になります。手術は目の外側からアプローチする方法(バックリング)と内側からアプローチする方法(硝子体手術)とがあります。いずれの方法も孔をふさぎ、網膜下液を取り除くことを目的としています。手術が成功しても、十分に視力が回復しないこともあります。
初めに
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Q. 網膜剥離の予防
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近視や網膜剥離の家族歴など、網膜剥離を起こす可能性のある人は、定期的な眼底検査を受けるとよいでしょう。また、飛蚊症や光視症などの症状がある場合には、早めのチェックが大切です。
初めに
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